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うつろい、それは虚構。
眠り、それは夢。
存在、それは現実。
意識、それは、、、何?
最終電車が終わり次第駅は静かに休息につく。
また明日、人々が芽吹くまでの短くて長い時間。
それは人の死に近い感覚を彷彿とさせる。
実際そうなのかもしれない。
身を投げる、という事故で毎日と言っても過言ではない程、頻繁に電車が止まっている。
弾丸と化した鉄のカタマリとの衝突。
それは身体にも、記憶にも刻まれる事だろう。
死を以て最後としても、その瞬間の記憶は忘れる事ができない。
彼らはそう言った。
ここは、狭間。
男は言う。
現実であり、虚構である。
女も言う。
ここは、狭間。
噂も幻も、現実に為り得る。
子供も言う。
ここは、狭間。
何がしたいの?
老人も言う。
ここは、狭間。
私らも手伝おう。
そして私も言う。
コここは狭間。
幻は幻の役目を。
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